通常「社員」と言うと「会社の従業員」を指しますが、特定非営利活動推進法では、正会員を社員と呼んでいます。交通文化連盟もこれに従い、定款で正会員を「社員」と呼んでおります。(有限会社法でも「社員」は出資者を指します。)

 交通文化連盟の構成は、社員・準会員・協賛会員の3種類で、理事や監事と言った「役員」や、本連盟の業務に任ずる専任スタッフ「職員」はこのうち社員から(臨時職員は準会員でも可能です。又特別職員については制限はありません。)任用されます。

 社員・準会員・協賛会員は、先ず「総会議決権」が異なります。株式会社の「株主」の「議決権」は、持っている株の数で決まりますが、特定非営利活動法人には「株」がありません。社員1人=1票となります。この「議決権」を持つ事で、直接交通文化連盟の運営や経営に関わる事ができます。

 遠隔地や多忙な方でも、事前に「欠席委任状」を提出して頂く事で、他の出席者や役員にその権利を委任し、総会に参加する方法もあります。

 但し、この「議決権」は社員にのみ認められており(特定非営利活動推進法)、また直接運営や経営、特に法人活動に関しての希望や提案は、原則として社員から採用することになっておりますから、貴方が望む活動やアイデアを「形」にする為にも、社員として登録することをお勧めしております。

 次に年会費が異なります。本年度と明年度(平成十五・十六年度)は、入会金二千円・社員会費六千円・準会員会費三千円・協賛会員会費三千円以上、としております。(国内鉄道旅行講座やジュニアレールマンの受講修了者は別に特定準会員として、年会費二千円として入会金は不要となります。但し、社員になる際には別途入会金が必要となります。)

 では、準社員や協賛会員は?と言うと、準会員は主に各活動現場に直接参加されるボランティアスタッフを対象とした制度で、勿論全ての活動に参加出来るのですが、指揮や管理に関わるポストには任用されません。逆に、準会員は気軽に自分の楽しいと思える活動にのみ専門で参加するメンバーの制度とも言えますし、遠隔地での調査活動や広報制作等の「自宅任務」を希望されるメンバーの制度とも言えます。また特定の任務(事務局や業務局のお手伝い・ホームページ作成や受付補助、文書作成等内勤)を専門として加入される方は、社員・準会員共に入会金は免除されます。(会員で無い方がボランティア活動に御参加頂く場合は、社員や準会員で無くとも御参加頂けます。但し、鉄道輸送警備隊や列車企画での乗務スタッフ等は保険の関係から社員又は準会員の登録が必須となる場合がございます。)

 協賛会員は、本連盟の活動・事業に賛同し、寄付や土地・車両等の提供、協力をされたりした方の制度で、寄付金は寄付額から三千円を会費として割当て、その他は相互協議の上決定する特殊な制度です。尚、準会員や協賛会員の方には、活動の連絡や決算報告、公報は郵送や電子メールでお知らせしますが、それ以外の直接関係されない連絡等は原則として行いません。

 また、サービスが異なります。例えば本連盟が主催・開催する講座や講演会等について、社員は原則として無料ですが、準会員は別途割引されるものの参加費が必要となりますし、指定物品の購入(本連盟が制作したグッズや衣装等)も割引率が異なります。(国内鉄道旅行講座とジュニアレールマン受講修了者による特定準会員は、講座に附いてのみ無料となります。)

 これは本連盟が、社員とするメンバーは単に活動に参加するだけでは無く、情熱や創意を持って更に活動や事業を「創造する」ことを求め、そして個々の可能性と自発的自立的人材として育成して行くことを望む故のもので、会費による格差化差別化のものではありません。

 社員や準会員等には制限資格はありません。どなたでも御加入頂けます。(鉄道輸送警備隊の隊員登録には若干の制限があります。)但し、他の特定非営利活動法人の役員に当る場合は、事前に御連絡下さい。また所轄県庁等で名簿により氏名や住所が公開される事に支障のある場合も事前に御相談下さい。

 また、社員や準会員は定められた年会費を納付する義務があります。これに対して社員のみ、総会への出席と議決権があります。この他、交通文化連盟主催・開催の講座や催事への無料又は割引での参加、各種サービスの提供を受益する権利があります。勿論、準会員にも一定のサービスが提供されます。


 社員や準会員として御加入を御希望の方は、まず事務局まで電子メールか郵便で「社員」「準会員」登録希望の旨を御連絡下さい。(この際に必ず、氏名・生年月日・住所・電話番号・職業をお知らせ下さい。)

 続いて、事務局より登録申請書や御案内書類を郵送致します。

 必要書類を御返送下さい。二週間程度で社員又は準会員証明書等をお送り致します。尚、年会費や入会金はなるべく期限内に納付下さい。

 毎年度四月一日から十月三十一日までに新規登録された社員の年会費は六千円、十一月一日から翌年三月三十一日までの場合は半額となります(社員のみ)。また入会金は、新規登録時に一度に限り納付頂くもので、入会金を納付した準会員の方が、社員に登録変更した場合などは入会金は不要です。また特定準会員(国内鉄道旅行講座・ジュニアレールマン受講修了者や複数に渡ってボランティア参加頂いた方)は、初年度は年会費等はありませんが、次年度より年二千円が必要となります。(社員の募集はこちらを御覧下さい。)

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