私達交通文化連盟は、ボランティアシステムとして行う対外的な活動を「事業」と呼んでおります。
交通文化連盟が定款等で規定する事業は非営利事業と収益事業に大別され、会計から全く別のもの、としております。(特定非営利活動推進法に明記されております。)
交通文化連盟の根幹の事業は非営利事業で、定款の目的を達成する為に展開されます。これには1交通文化/2社会文化/3安全防犯の三分野があり、各々独自の事業を行うものとしております。
◯交通文化事業 (交通文化財の保存・活用や国内旅行需要喚起などの公共交通利用の促進など) ☆具体的には交通文化財の発掘・活用や地方鉄道の存続についての企画提案等 ◯社会文化事業 (地域観光活性化や講座などの社会教育、人と交通と地域の関係の改善推進など) ☆具体的には観光推進PRや観光活性化活動、交通公園活性化支援等 ◯安全防犯事業 (公共交通や駅を中心とした安全な街づくりや防災防犯の啓蒙、警戒活動など) ☆具体的にはイベント列車の警備や駅周辺と住宅地の防犯警戒、交通安全啓蒙等
この他、交通文化事業に含まれるものの、交通文化事業と社会文化事業を横断して、「趣味文化」の色彩を併せ持ったものに「交通公園活性化事業」とそのメインイベントとして「レールフェステ」があります。これは交通公園活性化の具体策としての展開(交通公園開催)と、地域の商工観光支援として展開(地域活性化支援開催)するもの、こども達に交通安全の啓蒙を行うことを目的として展開(社会教育開催)するものと三種類があり、資材や実施形態は殆ど同じですが、そのテーマや主題により演出やスタッフの構成を変えており、独特の事業です。
この交通公園活性化事業=レールフェステは、足立区との協働事業として認定され、平成15年度からは「補助金」に相当する「鉄道模型管理業務委託」として収入に結実しております。
更に特殊なものとして、「幕末機動警察隊・新選組」プログラムがあります。これはホームページによる新選組史跡地の御紹介と、千葉県流山の「大久保大和守剛本陣跡」=新選組近藤勇陣屋跡と総武流山電鉄流山駅頭等新選組史跡地に観光案内ボランティアを派遣し、観光喚起を促進するもので、平成16年に地元商店街や老人会と強固な連携体制を確立し、それまでには見られなかった「流山スタイル」を創出しました。
専任メンバーは21名(登録数=実際任務者のみ)でその殆どが中学生!しかし、流山に留まらず、足立区北鹿浜公園・綾瀬、松戸市矢切、台東区浅草にまで応援や派遣されて・・・それも3月から12月までほぼ毎週末!すっかり地元の「アイドル」になってしまいました。
これらの事業は各々専任スタッフが選ばれているものと、プログラム毎にチームを編成して行うものとがあり、どの事業にも交通文化連盟の社員・準会員の他、一般市民や他ボランティア・サークルの参加が出来、また学歴や職歴、資格等の制限は原則としてありません。(但し、安全防犯事業のうち鉄道輸送警備隊が行うものについては、鉄道輸送警備隊規約により隊員に資格制限があります。また一部は研修や講習を受講する事が条件となるものもあります。)
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