映画/ドキュメント/記録・映像詩
構成/演出・竹島紀元
撮影・新保実&本谷英一/音響・内倉巌/効果・阿部敏昭/ナレーター・小林恭治
協力・北海道旅客鉄道他
北海道鉄道文化協議会最大の功労者でもある監督の、文字通り「雪の行路」続編にあたる作品。全体として丁寧で柔らかい映像は、35ミリフィルムとC62機にこだわり続ける竹島監督の優しさと暖かさに共通する。
C623機昭和鉄文協復活時代の当初から、62年3月31日吹雪の「奇跡の復活の夜」を中心に淡々と、しかしC623機にやはりこだわり続けた男達を活き活きと映し込み、「不可能を可能」とした瞬間の事実を後世に伝える秀作である。
やはりロクニは雪。そう思わせてしまうには「雪の行路」から続く映像美の魔力からなのでしょう。この作品でも竹島監督の純粋な情熱は、C622機を追う画面ににじみ出ています。
鉄道ジャーナル社よりビデオがセットで7000円(税込)にて発売されています。
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